2016年(平成28年) 6月25日付 442号


そして注目すべき出来事ならこの「偶然性」を生み出した「歴史の必然性」を追求しなければならない。それを引き出す知性こそ「哲学・科学的世界観」である!

 前書き

 今年11月に実施されるアメリカ大統領選挙に共和党代表として出馬するのは不動産王ドナルド・トランプ氏(69)に決まった。歴史上こんなに大きな話題になり、内外から「アメリカはどうなるのだ」と心配と注目を浴びたことはなかった。
 それは、政治家はアメリカ第一を考えよ。アメリカは世界の軍隊や警察官になる必要はない。外国の戦争に手を出すな。日本や韓国などに駐留米軍がいるが、その必要経費は全額その国にもたせよ。それをしないならアメリカは引き上げよ。テロを防ぐためイスラム教徒の入国を禁止する。不法移民は強制送還し、メキシコとの国境に万里の長城を築き、その費用はメキシコに払わせる、など、まさにアメリカの異端者であった。だから世界が注目したのである。
 いったいトランプは何者か。これはどういうことなのか、と世界が注目した。

トランプ旋風は現代の世界にあふれる民族主義のアメリカ版であり、アメリカは完全に帝国主義の地位を失った。ここに歴史の必然性がある!

 現代の歴史時代とは何か。それは世界は無重力の時代であり、漂流する時代であり、大衆の怒りがいたるところに爆発している時代である。その根底にあるのは資本主義というこの政治・経済・社会制度が生み出す必然の産物としての抑圧と生活苦、失業と貧困、格差社会の拡大と前途への不安、である。この現象と原因については水野和夫氏の著作『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書)が解明しているとおりである。つまり歴史は人類社会の根本的転換期に到達しているのであり、人類社会は永遠に存在し続けるために、原始社会から奴隷制へ、そして封建制から資本主義へ、こうして次の時代たるコミュニティー共同体へと変わらなければならない時代に到達しているのである。歴史は変化を求めて爆発する。
 これは哲学・歴史科学の必然の法則である。この必然性が、人類社会最後の帝国主義国家たるアメリカ帝国主義の一極支配を終わらせた。その結果ついに世界は重力を失い、無政府状態となり、バラバラになり、必然的に、人間欲望の自由主義の国家形態たる民族主義と無差別テロが爆発しているのである。
 今日、全世界に吹き上がる対立と抗争、内乱と暴動、国家間の紛争と非難合戦などはみな、すべては歴史と民族主義の爆発である。民族主義が形や姿を変えて、宗教対立となり、経済紛争となり、国境紛争となっている。しかし歴史が証明しているとおり、民族主義に未来はない。歴史が封建制の遺物としての民族主義を拒否するのである。それは、民族主義の典型であったヒトラーと日本軍国主義の歴史が明確に証明している。
そして特筆しておかねばならないのは、現代ヨーロッパを大混乱と動揺に落し入れている難民問題です。内戦が続く中東、シリアなどからヨーロッパに殺到する難民・移民は今年までに400万人となり、第二次世界大戦以来の最大の危機と呼ばれる事態となっている。それが欧州連合(EU)内の各種の矛盾と結びついてヨーロッパの危機を生み出しているのである。
 平和と生活と身の安全を求め、祖国と故郷を捨て、流浪の民となって、当てもなく、これだけの多くの民がさ迷うような時代は今までなかった。ここに現代資本主義の政治的危機がある。もはや現代資本主義に人類を豊かにする能力はなくなったのである。ここにも歴史の転換期を見ることができる。すべては『資本主義の終焉と歴史の危機』という経済上の土台が、このような政治的・社会的危機を生み出しているのである。
 すべての出来事と現象は歴史の必然性とそのときの歴史時代の産物である。


(一)トランプ旋風の特異性は、アメリカの歴史上初めての黒人で「チェンジ」(変革)を叫ぶオバマ大統領を出現させたあの熱狂の反動、反作用の産物だということである。これがアメリカ国民の「反エスタブリッシュメント」(既成支配者集団への拒否)的空気と結合した暴発である。すべてを現代の歴史時代の産物として見つめ、ニュース解説的な評論家になってはならない!

 最近、日本経済新聞社から編集委員の滝田洋一氏執筆による『世界経済大乱』が出版されたが、その中で滝田氏は「トランプ現象を生んだもの」という一節を設けて次のように論じている。

 トランプ現象を生んだもの!
 〔日本が頼みの綱としてきた米国で、大きな地殻変動が起きつつある。トランプ旋風である。トランプが今まさに内外市場のワイルドカード(鬼札)になりつつある。米大統領選をめぐる混迷が、外交や経済運営のかじ取りを難しくしだしている。
 共和党の大統領候袖指名を得るべく名乗りを上げた、大富豪のドナルド・トランプが共和党を引っかき回している。10人以上いる共和党の候補者をけちらし、大統領予備選でトップを走っている。
 本命とされたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は、予備選で振るわず早々に身を引かざるを得なかった。主流派が期待を寄せたマルコ・ルビオ上院議員も、若さが未熟さや危うさが裏目に出て、地元フロリダの予備選で敗れ、撤退を表明した。米国専門家たちの見通しは見事に外れ、当初は一過性と思われていたトランプ人気は衰えるどころか、真夏の水銀柱のようにぐいぐいと盛り上かっている。
 メキシコ移民を排斥する発言を繰り返し、ジョン・マケイン上院議員(共和)に対しては「ベトナム戦争で捕虜になったから英雄になれた」などと言い放つ。普通なら失脚して当然な言動を重ねつつ、トランプがこれだけの支持を集めるのは、既成の政治に対する不満の表れだ。
 オバマ政権がリベラルな価値観を前面に出すなか、阻害された中低所得層の白人から、「自分たちの本音を代弁してくれる」と強固な支持を集めている。「文化人」になる前のビートたけしと言ったら良いのだろうか。英国の大衆紙に相槌を打つ人たちと同じような、日本の識者が見逃すような層がトランプをもり立てている。
 そのトランプはメキシコからの不法移民を批判し、メキシコ国境にメキシコ政府の負担で「壁」を作れと訴える。大統領に当選すれば就任初日に中国を為替操作国に指定すると語る。困ったことに、日本についても中国とともに「為替操作の名人」と断じ、TPPには「大失敗」の烙印を押す。在日、在韓米軍基地が「米国の利益になるとは思えない」とも語る。
 他国への介入は極力避けつつ、他国の意向はお構いなしに行動する。そんな姿勢は外交・安全保障面で際立っている。イスラム教徒の米国への入国禁止を提案し、「イスラム国」に対しては戦術核の使用も選択肢として排除しない、と語る。その一方で、ロシアのプーチン大統領とはエールを交換し合い、ウマが介ったところをみせる。
 トランプが経営する企業の倒産を何度も経験した七転び八起きの不動産王であるのは余りに有名。ならば政治家としては、どんな立ち位置をとっているのか。
 「11年にニューヨークのピザ屋で、サラ・ペイリン(08年大統領選の共和党副大統領候補)と、談笑しているのを見てビックリした」。みずほ総合研究所の安井明彦欧米調査部長は、そう語る。類は友を呼ぶ。素っ頓狂な言動で知られたペイリンとウマが合うような人物なのだ。
 仮に共和党の指名候補になっても、大統領選での勝ち目はない。そう考える共和党主流派はトランプ降ろしに必死だが、トランプは「そんなことをすれば、暴動が起きる」と切り返す。
 共和党の指名を得られないような場合には、1992年の大統領選のロス・ペローのように、無所属で立候補する可能性をトランプは否定しない。実業家ペローの立候補は、現職大統領だったジョージ・ブッシュ(父)の票を食い、民主党のビル・クリントン候補が漁夫の利を得て当選した。92年の悪夢が再現しかねないのが共和党陣営の悩ましいところだ。
 民主党の指名候補がヒラリー・クリントンになった場合、ルビオのような穏健な対抗馬を立てられれば、共和党にも勝利のチャンスはあったろう。ところが、党内の不満が過激な方向に爆発してしまい、みすみす勝利の芽を摘みかねない情勢なのだ。
 「米国を再び統一する」とうたったオバマ大統領のもとで、かえって格差の意識が広がった。しかも、不満の源泉が黒人、ヒスパニックなどマイノリティ(少数派)ばかりでなく、「サイレント・マジョリティ(静かな多数派)とされた白人層に広がった。移民、難民問題を発火点に、失業率の高い欧州で極右や極左が台頭していることを、彷彿とさせる現象でもある。〕
 この滝田氏の一文こそ、世の中の出来事を、歴史時代認識抜きのニュース解説的論評であり、これは現代世界のジャーナリズムを支配している傾向でもある。
 そうではない。すべては歴史の法則的産物であり、すべてはそのときの歴史時代の産物である。
 では、トランプ旋風を生み出したアメリカの歴史時代とは何か。
 2008年11月4日、世界が注目した米大統領選の結果、黒人の民主党バラク・オバマ上院議員(47)が、共和党のジョン・マケイン上院議員(72)を圧倒的大差で破り、新大統領に当選した。日本の大新聞はこぞって「共和党歴史的大敗北」「米国初の黒人大統領誕生」「保守時代の終えん」「変革、米国に到来」「米国現状拒否を選択」などなどの大見出しが踊った。まさにオバマ大統領の出現は大激震となってアメリカ国家と社会と政治を根底から揺さぶり、世界に衝撃が走ったのである。アメリカは変わらなければならない。歴史は動き、変化し、進歩していくという歴史科学の法則である。イラク戦争の敗北、米国発の金融危機、そしてオバマ大統領の出現が、一つの巨大な塊となり、歴史発展の梃子(てこ)となったのである。しかも「オバマ旋風」の原動力となったものは若者たちであり、彼らのエネルギーと正義感は、頭が高い「古いアメリカ」に一撃を加え、独占と帝国主義支配に引導を渡したのである。世界におけるアメリカの敗北は決定的であり、最後の帝国主義・アメリカ帝国主義の崩壊を本国においても決定付けたのである。大転換を求めた「オバマ旋風」という若者の反乱は、その集中的な事件であった。
 さて、オバマ大統領の2期8年のその結果はどうだったのか。3月17日付、日本経済新聞は「経済格差、人種問題、政治不信に病める米国」と題して次のように論じている。
 「病めるアメリカとは何か。第1は経済格差のいっそうの拡大である。米国では上位5%の高所得層が富の63%を支配し、下位50%の低中所得層が抱える富は1%にすぎない。第2は人種問題をめぐる対立は益々深まっている。第3は政治不信である。既成政治集団は大企業、大口政治資金に頼り、一般大衆の声は無視されている。第4はオバマ大統領には失望した。大衆の怒りは頂点に達している」というものであった。
 ここにトランプ旋風を生み出したアメリカの歴史時代がある。希望を託したオバマは裏切り者だ。もう誰も信じられない。大衆の怒りがトランプを動かした。これがアメリカの歴史時代であり、歴史が大衆を揺り動かしているのである。ここに歴史の法則がある。


(二)すべての現象はその時の歴史的時代が生み出す。そしてその時の歴史的時代は万物を支配するエネルギーの運動法則が作り出す。この法則こそ、哲学・科学的法則であり、この法則は歴史の必然性であり、諸現象は必然のための偶然であり、この必然性こそ哲学・科学的法則である!

 2002年度ノーベル物理学賞受賞者で東大特別栄誉教授の小柴昌俊氏は2003年2月17日付『日本経済新聞』「私の履歴書」の中で「私たち現代の科学者は古代ギリシャの古典哲学が予言していたことを科学的実験によって立証している」と語った。
 エンゲルスはその『自然弁証法』(1875年)の中で「いまや現代の自然科学は、運動の不滅の原則を哲学から採用しなければならなくなった」と書いている。
 エンゲルスや小柴昌俊氏らの科学者が説く哲学原理、哲学世界観とは何か。それは「全自然は、最小のものから最大のものにいたるまで、砂粒から太陽にいたるまで、原生生物から人類にいたるまで、すべて永遠の生成と消滅、たえまない流転、やすみなき運動と変化のなかに存在するという、かのギリシャ哲学の偉大な創始者たちの見かたにたちもどったわけである」ということ。すべてはここから出発しなければならない。
 エンゲルスが説く自然弁証法的社会科学の法則はつぎのとおりである。
(1)生産力がなく、したがって生産活動もなかった人類最初の社会は、すべてが大自然を相手にした共同採集経済であり、それを土台にした共同体・コミュニティー社会、社会的人間道徳の世界であった。
(2)生産力の成長と発展による生産活動の飛躍は余剰生産物(備蓄)を生み、財産となる。そこに個人的欲望にもとづく財産をめぐる争い、対立と抗争、戦争と内乱が発生、権力機関としての国家が成立。生産力の発展が生産関係を変化させる第一歩がはじまった。
(3)原始共同体から奴隷制へ、そしてつぎの封建制へと歴史は転換していく。それを促したのは生産手段の発達(機械と用具の木製から金属製へ、単純なものから複雑なものへ、改良、改革、発明、発見)にもとづく生産力の向上であった。このことがそれまでの奴隷労働(奴隷制)ではなく農奴(封建制)を求めていった。奴隷制国家から封建制国家への転換は歴史の必然であった。
(4)生産用具(生産手段)のいっそうの発展は、手工業的家内工業から、大規模な工場制工業となる。その結果製品は大量となり、交換経済は商品流通を生み、すべては商品経済となり、資本主義制度となった。
(5)自由主義から出発した近代資本主義、人間欲望の自由放任主義、その自由主義経済はもはやその頂点に達した。独占と帝国主義の時代は登り詰め、らん熟し、腐敗し、能力を失い、次の時代に移行せざるを得ない人類前史の最後の段階である。人類は大衆社会、人民の世界、近代的コミュニティへの転換を求めて激動していくという、現代の時代認識を知ろう。

『変わらないために変わり続ける』(自然科学者・福岡伸一著、文藝春秋社刊)という自然科学の運動法則は人類世界にも貫徹されていることを知らねばならない。万物は一貫して変わり続けつつ、永遠なのである。自然科学の法則を知れ!

 福岡伸一氏(青山学院大学教授・生物学者)は右の著作とあわせて『生命はいつ、どこで、どのように生まれたのか』(集英社インターナショナル刊)や、2014年8月17日付日本経済新聞「芸術と科学のあいだ」という一文などで人類世界の運動について、自然科学の法則を説き続けている。それはビッグバンによって生まれたこの大宇宙は内在するエネルギーの運動によって永遠に動き続く。この運動こそが万物の母であり、あらゆる存在は運動の産物である。運動なくして存在はなく、存在とは運動である、と説いている。
 その運動するあらゆるものは、互いに関連しつつ、結びつき対立し、一つになり、そして遠心力と求心力が働き、互いに連続し、絡み合いながら、すべて継続されていく。運動と連続、らせん的な継続、そして成長と交代、死滅と生成、すべては変わらないために変わり続けるのである、というのである。
 この宇宙は永遠に運動するため古い宇宙は死滅し、新しい宇宙が生まれる。すべての星は古いものは死滅し、新しい星が生まれる。植物も、動物も、人間も、古く老いたるものは死滅し、新しいものに変わる。永遠であるために変わらねばならない。福岡伸一教授はこの運動を「リスペクト」と呼ぶ。まさにリスペクト、何という気高くも尊厳的であることか。この大自然の法則がわかるか、わからないか、ここに、知性主義か、反知性主義かの分かれ道がある。
 われわれは哲学・科学的世界観に立脚しなければならない。


(三)われわれの未来展望!

 われわれはすべてを哲学・歴史科学的世界観に徹するよう呼びかける。われわれは一貫して次のような哲学・科学的世界観、歴史科学観を提起する。
 @人類とその社会は永遠の過去から永遠の未来に向かって運動し、発展し、爆発し、収れんされつつ前進していく。そのエネルギーは人間の生きる力であり、その物質的表現としての生産力である。
 A生産力の発展がその度合いに応じて生産関係としての人類社会(国家)を作り出していった。それは最初の原始共同体、次の奴隷制、封建制、資本主義制、そして社会主義へと一貫して生産力の発展が生産関係(国家)を変化させていった。これからもそうなる。
 B物理学が証明しているとおり、すべての生物は環境が作り出していく。人類もまた環境の産物であり、進化していった。環境が人間を変えていく。新しい環境と新しい社会は新しい型の人間を作り出していく。
 C人類の歴史を見ればわかるとおり、一つの支配権力、一つの国家形態が永遠であったことは一度もない。歴史は常に運動し、変化し、発展し、転換して次々と新しい時代を作り出していった。そして歴史を見ればわかるとおり、変化は静かで一直線ではない。爆発と収れんは歴史法則である。歴史は必然を持って前を目指すが、その過程では常に偶然が伴う。偶然は必然のための産物であり、偶然は必然のための糧である。そして必然の世界とは人民の人民による人民のための世界であり、より高度に発展したコミュニティー社会である。歴史は到達すべきところに必ず到達する。
 Dコミュニティーとは何か。人民による人民のための人民の世界とは何か。それは国家、社会、生産活動の運営目的を、最大限の利益と利潤追求のみに注ぐのではなく、すべてを人民の生活と文化水準と社会環境の安心・安全・安定のために注ぐ。
 E生産第一主義、物質万能主義、拝金主義、弱肉強食の国家と社会ではなく、人間性の豊かさと人間の尊厳と人間としての連帯と共生の国家と社会にする。
 F金と物がすべてではなく、人間の心と自然の豊かさが第一であり、姿や形だけの美しさではなく、働く人びとの生きる姿と心の美しさが第一であり、一人だけで急いで先に進むのではなく、遅くてもみんなが一緒に進む。
 G人類とその社会は生まれたときから環境の産物であり、歴史的なものであった。環境が変われば人類とその社会も変わる。国家と権力が変われば人類社会は変わる。
 Hそのための力こそ、すべてを人民のための・人民による・人民権力であり、その具体的表現たる人民評議会である。
 I人類が最初にはじめてつくった社会は、原始的ではあったが、そこにはまさに共同と共生と連帯の人間的社会があった。そしていくたの回り道をしたが、その間により大きくなってもとに帰る。つまりより高度に発達した近代的コミュニティー国家と社会へ。ここから本当の人間社会、人民の社会が生まれる。こうして人類は総力をあげて大宇宙との闘い、新しい闘い、宇宙の開発と開拓の闘いに進軍するであろう。


結語

 人類の歴史は、哲学・科学的真理たるマルクス主義が示す法則に従って進む以外にない。そして21世紀の歴史時代はこのことをはっきりと今証明している。そのためにこそ歴史は絶対的真理としてのマルクス主義の純化、浄化、原点からの再出発を求めている。歴史はあくまで必然性を持って、到達すべきところに必ず到達するであろう!